集音マイク

CCCD(コピーコントロールCD
AVEXCCCDの採用・不採用をアーティストの意向に一任することになり、SONYは、廃止した。表向きな理由は、著作権に対する消費者の意識が高まり一連の効果が上がったためと良く分からない。CCCDにしても売上が変わらず、一部のファンは購入を控えた。実際僕も、CCCDは買わないスタンスを取った。
理由は、再生保証がない為だ。音楽聴くのに、このCDは手持ちのプレイヤーで聞けるか心配しなくてはならないなんて馬鹿げている。間違えて(気づかずに)買ってしまったアルバムは2〜3枚あるが…。(その時は、この不細工なマークをもっと大きく派手にして欲しいと思ったし、わからないように書いてあるのは詐欺だとも思った。)
実際、辞めた原因は効果があがらあがらず、ファンやアーティストや現場のスタッフに対してストレスを残すだけの結果となったためだと思う。相変わらずメジャーレコード会社というものは、ビジネス臭がきつい。

著作権問題
僕の中でCCCD問題や輸入(還流)CD問題の件を契機に、音楽をビジネスにする会社に対して不信感が高まってきた。その中でもJASRACという会社は、不思議な団体だ。
以前、たまのランニングこと石川浩司のHP内にある日記で読んだエピソードがある。
劇団をやっている友人から、たまの曲を使いたいがお金がないため無料で使わせて欲しいと依頼があり快くメンバー全員が快諾したが、その友人が念の為JASRACに問い合わせたら、著作権者が許可してもお金を払わなければいけないと言われたというものが書いてあった。そのお金は、何処に行くのだろう?著作権者が要らないといってるのに。
少し前の新聞にも、名古屋のダンススクールに対して許可なくJASRACが管理する曲をレッスンに使ったため、使用期間を過去にさかのぼり数千万の請求が発生した。
レッスンに使ってもらったため、CDの売上が上がったとは考えられないのだろうか?
「鼻歌も人に聞かれたら著作権料が発生する」なんてJASRACを揶揄する言葉があるが、この団体は音楽文化を、殺そうとしていると思う。サブマリン特許より性質が悪い。