僕らが旅に出る理由・・・直島

2日目は、今回のたびの目的地でもある「直島」へ。
ホテルをチェックアウトして、朝食はもちろんうどん。
そして徒歩でフェリー乗り場へ。
「直島だぁ」と誰もが考えるギャグをやり忘れる。


港ではいきなり草間彌生の赤かぼちゃがお出迎え。

ここからは楽しい現代アート三昧の始まり。CAFEで自転車を借り、島巡りへ出発!
絶景を見ながらカメラをパチリパチリ。快調に自転車を漕ぎ出してたのも束の間、終わらない急な坂の連続に気持ちが折れそうになった。
「レンタサイクルとはいえ、ギアが欲しい。3段くらい欲しい。」とボヤキながら、今から1日かけて島を1周するというのに、1/5も走ってない段階でこんなに疲れて大丈夫なのかと不安になる。(結局大変だったのはここだけだった)

安藤忠雄建築の地中美術館へ。名前のまんま地中に埋まっている美術館。
クロード・モネ、ウォルター・デ・マリア、この旅で一番触れたかったジェームズ・タレルの各作品と出会う。
雑誌で世田谷美術館で開かれた個展の記事を見てから興味の対象となり、アリゾナにある火山を買い取り、クレーターでランド・アートを作ってるなどの情報を聞くたびに「なんなんだ。これは!」(岡本太郎)な気分になってました。実際に見たい人は⇒http://www.chichu.jp/j/works/
クロード・モネ作品を見て、近くでは何を表した点なのかわからないが遠くから見ると睡蓮を表しているとわかった衝撃。
ウォルター・デ・マリアの計算された縮尺の美しさ。

次は、ベネッセハウス。
草間彌生大竹伸朗、宮島達男 、川俣 正、バスキア、リチャード・ロング等沢山の作品がありますが、一番印象に残ったのはブルース・ナウマン 「100生きて死ね」。あとトイレの前の壁に雑草が少し生えていて自然ってたくましいなぁと思った。(後でパンフレットを見てアート作品と知ってビビる)

既存の民家を改造して、家の空間そのものを作品化した「家プロジェクト」
杉本博司護王神社
宮島達男 「Sea of Time '98(時の海 '98)」

家でコラージュ作品を作ってしまった、大竹伸朗の作品。
そして今回一番の衝撃体験!ジェームズ・タレル「Backside of the Moon(バックサイド・オブ・ザ・ムーン)」
計り知れない光と影、そして人間の生理とでも言いましょうか。これは見た人で無いとわからない。

ちょっとピンボケ

フェリーの時間を考えながら周りましたが、特に急いだり見るのを諦めた作品は無く充実した直島アート巡りとなりました。
フェリーで宇野港へ行き、岡山で望みに乗り換え帰宅。
1泊2日と短い期間だったけど、充実した旅だった。