くすぶる火

間が空いてしまった。
なにか書くというのは習慣だということに気づいたこのごろです。
自己完結では、やる気において違いがあると、秋らしく考え始めてます。


石森章太郎に関してものすごい良本が次々と集まってきてます。まぁある人のおかげなのですが・・・。
漫画家は初期作品に全てが詰まっているの言葉を表すような、石森選集や初期サンコミ作品が普通に棚にある姿は壮観です。
ジェネオンから出た手塚治虫「実験アニメーション作品」がすごすぎます。
手塚治虫の念願であるアニメーション制作は、時間と手間とアイデアと情熱を詰め込んだすごすぎる作品ばかり。
リミテッドアニメで製作費のダンピングを図った手塚プロとは一線を画す作品。
■朝の連続テレビ小説ちりとてちん」みてます。
タイトルから伺えるとおり、上方落語の話なのですがとても面白いです。
ちりとてちん」は、江戸落語では「酢豆腐」の名前で演じられてる演目ですが、その落語の内容は気障で通人気取りの知ったかぶりの若旦那をからかってやろうと腐った豆腐を珍味と偽り食べ方がわからないので、「通人の若旦那ならわかるだろう?」とおだてて腐った豆腐を食べさせて、若旦那も「おつですな」と無理して食べ、「この食べ物はなんと言うのですか?」「これはちりとてちん酢豆腐)でしょう」「どんどん食べてください」「いや、ちりとてちんは一口に限ります」言う話。ドラマには、知ったかぶりをする人は出てきておりませんが、落語の世界と同様、人間臭さがありながらもどこかカラッとした内容で楽しめます。
落語は、江戸から発展する町人文化を象徴するものであり、その当時の暮らしや人間模様が窺い知れ一時期ずっとはまってたのですが、その熱がくすぶり始めるように(もちろん内容が面白いのは言うまでもない)このドラマの方もいい意味で毒のないくすぐりのあるドラマだと思ってます。
■もちろん「3年B組金八先生」も見てます。
史上最悪の3Bと比べるとインパクトにかけますが、いつもの斜め右の発想でいく金八に夢中です。
新垣結衣のCDジャケットがすごい。今までで一番インパクトのあるジャケットかも。
コーネリアスグループのツアーのイントロがめちゃくちゃかっこいい。





それでは今回の一曲 祝!!90年代再評価ブーム
小沢健二 「ある光」