つい誘惑に駆られて、自分の行動認識法で解釈してしまう

久しぶりに絵を描きました。
絵というよりはロゴなんですけど、けっこう自信作なんで採用されるといいなぁ。。


Perfumeライブ論


カウントジャパンフェスでのライブが僕にとって初めてのPerfumeライブ初体験となりました。ものすごい人で身動き一つ出来ない状態で音楽にも乗れずただガンミして来ました。凄い人で潰されそうになりながらもPerfumeに対する熱気を感じ、ジャンルを超えた盛り上がりを感じました。
当たり前ですがステージにバックバンドがいない為アドリブなしの決定稿のみ、ダンスにフォーメーションを多用する為ステージを大きく使うことが出来ない等ライブ上不利な面も多いのですが、実際のライブを目の当たりにして感じたことは、要素(曲、ダンス、演出)一つ一つの個々の完成度が高いため3人が歌って踊るだけで圧倒的な存在感を発揮しているということ。そして自分達のアイドル?アーティスト?というあやふやな立場をうまく利用しているということ。芸人より面白いMC、曲が始まると完全に別の次元に変化するギャプ、Puppy Loveの時の観客を巻き込んだアイドルコンサートのような振り付けも、彼女達だからこそ許されてしまう。ライブ終了時には、「Perfumeやばい」という声がいろんなところから聞こえてきたのも納得。


[セットリスト]
1.Love The World
2. パーフェクトスター・パーフェクトスタイル

3.Dream Figter
4.コンピューターシティ

5.チョコレイト・ディスコ
6.ポリリズム
7.Puppy love


さてここで本題に入ります。
他アーティストのファン、音楽ファンがたくさん参加しているフェスで、Perfumeがたびたび入場規制をおこす程の集客力を誇るのはなぜだろうか?インターネット(2ちゃんねる)でプッシュされているのを見たから?業界で愛されているから?好きなアーティストがファンを公言しているから?「SMAP×SMAP」でPerfumeならぬバキュームというコントがあったり、冠番組が始まる等キテるアーティスト感はあるのですが、そこまで世間で地位を確立しているのだろうか?
一般的な認識としては、
・「ポリリズム」を歌っている3人組の女の子アイドルユニット。
(アイドルorアーティスト論争は、あ〜ちゃんの「呼んでもらえれば、どちらも嬉しい」の一言で終結
・顔はちょっと微妙。印象的な振り付けで踊り、歌声が加工されている。
(初めて僕がしっかりPerfumeを見たのは「コンピューターシティ」のPVですが、みんな顔は微妙だけどダンスが面白くPVもお金がかかっているなぁというのが、第一印象。HALCALIを初めて見たときと似てます)
あ〜ちゃんという子は天然。面白い?
少し知っている人で、基本リップシンク(口パク)、中田ヤスタカプロデュースといったくらいがあげられると思う。
実際ライブを待っている間に聞こえてくる会話は殆ど、この類であった。(Perfumeファンを除く)
しかしどの人たちもPerfumeはどんなライブをやるのか?冷やかしを含めてかなりの熱気を感じた。ここに理由があるのではないだろうか?フェスの参加アーティストの中での異質さと未知のものを見る期待感、高揚感が集客となって現れていると考えられる。サマソニ08にて、Perfumeと似たような立場の小泉今日子(アイドル)もかなりの動員だったらしい。(「なんてったってアイドル」を歌ったくらいなので、小泉今日子=アイドルは間違いない)
話題の若い女の子3人組が楽器を持たず(歌も歌わず)アウェーで行うロックコンサートに新しいものを感じ期待せずにはいられないから、たびたび入場規制をおこす程の集客力を誇るのではないのだろうか。