最近のこと。

■最近のものは雑味がない。
本当に最近のものは雑味がない。
これはどういうことかというと、最近のもの(音楽、写真、イベントなど)は狙いがわかりやすく意図が鮮明で無駄がないということ。遊び心はあっても、絶対に嫌な気持ちをすることはない安心感がある。肌理細やかに創りこまれていて、とても「女性らしい」のだ。
一時期のYUKIなどにも感じていたのだけど、男性ではモロすぎてちょっと隠してしまいたくなることも女性は気分のまま出来てしまう。(YUKIの例で言うならば、くるりの「ワールドエンドスーパーノヴァ」が話題になったら、JOYを発売するなど)「ゴダール映画が好き!」とおくびもせず言える感じで、そのままやりたいことをやっている。もちろんクオリティが高いため、十分楽しめるのであるのだけど。本当のこと隠したくて嘘をついたって事は無いわけです。中田ヤスタカの音楽に対して、ずっとモヤモヤと感じていた事はこれだったのだ。


東松照明
戦後のアメリカナイズされていく人々、ピカッを受けた長崎、広島の人々など、観る人に美しく挑みかかる写真作品であるが、本質である記録媒体ということを改めて実感。
関連企画として開催されているジャン・リュック・ゴダール作品「男の子の名はみんなパトリックというの」「水の話」「シャルロットとジュール」をみる


■なぜか見てしまう
ダンス動画をよく見ているのだけど、三浦大知の動画はふと見たくなる。
売れない音楽は駄目というわけではないけど、売れて欲しいなって思う音楽。