邦画三昧。

★★★★★
最高だった。
深田恭子は予想できたのですが、土屋アンナがここまでハマルとは!!
テンポ良くアニメーションやCGを織り交ぜながら楽しい映像です。
脇を固める個性がありすぎる豪華な俳優・女優陣も見所。
休みで田舎へ帰るたびにJASCOでバイトしてた大学の友人を思い出した。

  • 「風花」

相米慎二監督の遺作。
全編にわたる性格の悪いキャリア官僚役の浅野忠信とピンサロで働く小泉今日子の言葉の掛け合いが面白いが、他は特に無し。
いろいろ印象付けようと意味ありげな映像や小道具(亀、蛙)など伏線?みたいなものがあるが
逆にその部分が浮いてしまってるような気がする。
(人に偉そうに語るには良い題材かもしれないが、
「あの場面は〜〜を象徴してるんだよ」みたいなやつ」
特に小泉今日子が雪山で自殺しようと睡眠薬を飲んだ後
画面がキラキラ光り(ダイヤモンドダスト?)踊りだすのは笑って良いのか?

見ていてあまりにも置いてきぼりをくらってしまったので
いろいろ調べてみたら「つげ義春」の原作の同タイトル本だけじゃなく
他の著作も読んでないとわからないらしい。
けど、なんかすごいものを観てしまったというような衝撃感は残る。
つぐみ。エロかわいい。これだけで観たかいがある。

タイトルどうり、主人公が大学へ入学した四月の話。
このころの松たか子はお嬢様っぽい大学生という役がハマる。
こんな青春。いいなぁ、おい、いいなぁ。

  • 「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」

タモさんがストーリーテラーをつとめてたフジテレビのドラマ「ifもしも」の話の中の一つ。
少年たちの冒険心と恋心、そしてこの頃の個人的な成長の差や女の子のほうが早く
大人になるということ。それ題材にうまく描いた映画。
奥菜恵はこのとき何歳なのか知らないけど、なんだこのアンバランスな色っぽさは!?
山崎裕太はどうみてもまんま小学生なのに。

  • 「紀雄の部屋」

冨樫森監督、つぐみ、高岡蒼佑主演。
面白くて良い映画。几帳面で細かく口うるさくプロレスオタク&秋葉系的資質を持ち
強気な口調ながらもビクビクしている主人公の男の子と
彼には不釣合いな何をしているのか?何がすきなのかまったくつかめない不思議な女の子?のお話。
森下先輩(菅原永二)いいです、すばらしくキショイ。
そしてその妹(安藤希)が美少女というのも最高。
小ネタ満載の微妙な空気感にやられました。

キーワードが登録されている映画に関しては観た映画をメモするのに便利なんだが
引っかからない映画に関しては、困ってしまう。
監督と主演ぐらい書くことにしよう。
そうしよう。