べ、別にあんたの心配なんかしてないからね!

好きです、ツンデレ


■最近なにをやってもすぐ行き詰まります。
暇つぶしに最近小説っぽいものを書いているのですが、
かなり面白いアイデアだと思っていても、実際に書いてみるとあざとすぎて面白くない。
なんかサブカル好きが書いた感じの悪い文章で気持ちが悪い。
簡単に言えば、頭にアシックスのマークを入れたちょっと人と感覚がずれた男の子がもてたくて奮闘する・・・という話なんですけど
こうやって書くともう設定からやな感じで嫌悪感さえ覚えます。
途中でこれはつまらないんじゃないかと思うと、全然書けなくなりました。
自分で読むために書いたようなものなのでまぁいいですけどね。
で、ちょっと自分のつまらなさにくさっているときに読んで衝撃を受けたのが日本文学の文庫「森鴎外」に収録されている「大発見」
森鴎外に関しての知識は、医者でありながら文学者でドイツに留学して恋をして帰ってきたぐらいしかないのですけど。
これが、面白い。自身のもてる知識(もちろん博学だからこそできるのですけど・・・)や見聞きしたものをあますことなく注ぎ込んでくだらないことを真剣に声高に立証する。鴎外にとっては、ものすごい大発見かもしれないのですがそのためにどんだけ調べて、それに原稿用紙何枚書いてるんだよ!と突っ込みたくなります。こういうくだらないながらも面白いものをしっかりとした文章でかけたらいいなぁ。。


■家を建ててから庭の草とりをよくしてます。
「今一番許せないことは「杉菜」がなかなか駆除できないこと」と母親に語っていたら、「そんなことが一番なんて幸せなことだよ」と言われてしまった。ま、たしかに。
水木しげるも好きでよく読むのですが、すべての作品に言えるは主人公達の諦観。
主人公達は、大きな流れや絶対的な物事に対して一応逆らったりあがいてみようとするのですが、どうしようもなくなると迷いをすて受け入れてしまう。
これは作者自身がそういう考え(戦争での体験からか?)を持っているからだと思いますが、物事に対してあっさり背中を向け「思えば短い人生だったなぁ」なんて涙ぐんで受け入れてしまう。小学校の時よくジャンプの漫画を読んでいる僕にとっては、衝撃的な展開なのです。
ジャンプの空想トンデモ設定ストーリー&友情・努力・勝利な漫画が本当は少年マンガとして異端なのかもしれませんが、主人公が救われないままそのまま終わるような漫画にいまでも少し違和感を覚えます。しかし昔話をみるとなんか救われない話(浦島太郎とか)が多いので、物語と言うものは本来そういうものかもしれません。
う〜ん、上手く考えが纏まらないのでここらで終了。



書きたいものが無くても書くってことはなかなか疲れます。
では、今回の一曲
Jonas Game - ADHD