小沢健二「ひふみよ」ツアー@中京大学オーロラホール 序

小沢健二「ひふみよ」ツアー@中京大学オーロラホールへ行ってきました。
チケットを獲得するまでのいろいろな紆余曲折ありましたが、なんとか最後のチャンスでゲットすることが出来ました。「演出の関係上席を立ったり手を上げたりしないでください」という制限付きの追加席だけど、チケットが取れなくて諦めてた時期のことを考えればその場に行けるだけで凄くうれしい。一緒に行く友人とお昼に待ち合わせをして、中部電力館(楽しかった。しかも無料!)やCafeなんかで話をしながら時間を潰した後、16:30ごろに会場へ到着。すでにちょっとした列が出来ていたので、物販も目的の一つだった僕は少し早いけど並んで待つことに。並んで待ちながら周りの人を観察してみると、年齢層は30台と思われる人が多くて元オリーブ少女な人は少なく感じた。出掛ける寸前まで着ようか迷っていたアニエスbのベレー帽とボーダーシャツなんて格好は誰も居なかった。ただ前の列にいる人が小山田君の影響をたっぷり受けていた頃の僕の格好(帽子、ギャルソンっぽいシャツ、クラークス)にそっくりだったので、それを友人に話したら「確かに12年くらい前に始めて会った時と同じ格好だ!」なんて少し笑った。そんなことを話していると、会場前に書籍のみグッズ販売が開始されたので「企業的な社会、セラピー的な社会」と「うさぎ!」の2冊を購入した。相模大野のツアー初日に参加した人(直接会ったことはないけど、すごく面白い存在)から2冊で5200円と聞いていて「ちょっと高いな!」と思っていたけど、出版元が「ひふみよ出版 ドアノック・ミュージック」と自費出版&なかなか紙質も良かったので料金にも納得。書籍を購入するとき前にいた女性が、「僕が考える、これぞ!現在の小沢健二ファン」という格好をしていて勝手にときめいていたら、振り向いた顔がすごく普通で「そうだ。オリーブ少女は少し残念な顔が多い」ってことを思い出して、そこにもかなりキュンと来てしまった(失礼です。すみません)。


物販はTシャツ2種類(2カラー)と前出の書籍2冊のみ。
サンシャイン(日光)tee、ムーンライト(月光)teeと名付けられたTシャツに、活動再開に対する小沢健二のファンへの思いを感じる。
「地球という天体にとって太陽と月は必要不可欠なもの。その2つは地球に住む生命にとってすごく身近な存在であり、まるで永遠に其処に在り続けるかのように振る舞う。また太陽が照らすことによって月が輝くように、お互いが大事な存在なんだよ。」と語りかけてるんだと勝手に深読みする。ここまでのツアーで売り切れが続出したのか、お一人様一枚のみ購入という制限つき。それでも早々に売り切れましたとアナウンスが流れて、早めに並んでおいて良かったと安堵する。ちなみに購入したTシャツはムーンライトのニューメキシコピンク。他のカラーにも必ずアメリカの州名(ヴァーモント、アラバマニューメキシコ、ニューヨーク)が入っていて、「小沢健二が活動休止期間中に旅行した思い入れのある地名なのかなぁ?」なんてここでも深読み。4階席の指定席に座るとステージを上から見下ろすような席でそこそこ近くに感じた。会場に流れる民族音楽のようなものを聞きながら、友人とオザケンの似顔絵を描きながら待っていたが、¥開演時間になってもなかなか始まらない。なんかトラブルかなぁと不安を感じていた矢先に、アナウンスが流れ会場の照明が落とされた。