きません。たよりもないでしょう

年末年始は友人達のおかげで楽しく過ごせた。「こんなに淋しい気持ちになるのか!」と、クリスマスの時期は世間の浮かれっぷりに羨望のまなざしをチラチラおくりながら過ごしたけど、友人達を無理矢理に誘ったきらいはありますが楽しく過ごせました。もちろん一番のイベントとなるカウントダウンは、家族も早々と寝てしまい一人で「紅白」と「笑ってはいけないスパイ24時」の美少女時代の歌と踊りを見ながら過ごしました。イベント事には弱い。年末に引いたおみくじも「待ち人はきたらず。たよりもない」「縁談は、破れる恐れがありますから手をださないほうがよいでしょう」という素晴らしいくじを引かせていただきました!


■エコールドパリ展へ行く
ポーラ美術館所蔵の著名な作家達の作品が多く展示されたエコールドパリ展へ行って来た。
お目当てのモネの作品はもちろんのこと、キスリングの作品が今の気分にちょうど良かった。
それにしても凄い作家による良い作品達ばかりなので見るのに疲れた。ポーラって儲かってんのな。
疲れからかジョルジュ・スーラやポール・シニャックの点描で描かれた作品たちを見ながら、タッチをなぞる様にボーっと頭の中で点を打ってた。


田縣神社へ行く
初詣に行っていないため、かねてから噂を聞いていた田縣神社へ行く。
秘宝館もびっくりの男根が祭ってある神社で、毎年3月に行われる豊年祭にはご神体の男根の山車と小ぶり(といっても赤ちゃんくらい)の男根を巫女が持って練り歩くという外国人が泣いて喜ぶオリエンタリズムが味わえるスポット。「ちょっとぐらいデフォルメできないのか?」と思わせるくらいのリアルな形に、気を強く持ってないとすぐに気持ちが引いてしまう。「子宝飴」(形は想像にお任せします)なるものを売っていますが、この神社を知らない女性に渡したら100%嫌われると思います。そして女性に目の前で舐められたらそれは逆セクハラで十分訴えることができる。間違いない(流行ギャグ)


■データというものについて
今更ですが、音楽や映画、書籍などがデータ配信されています。
個人的にはどうしてもデータというものが好きになれない。自分の中で考えた理由は、コレクション概念。
つまり持っている気がしないということ。だけど、どうもそれだけではないらしい。
それを感じたのは友達にそれを貸す?時に感じた。もうあげるという前提で渡している。(犯罪)
けど自分の手元からはなくならないし、最初からデータだけの存在だからパッケージも無いため本物なのかなんてわからない。
考えがまとまりきれてないけど、この感覚って大事な気がする。


■価値観をつくるということ
去年の話ですけど、映画「森崎書店の人々」を観て、劇中に出てくる言葉に感銘。
「価値のあるものを買うのではなく、自分で価値を作れる人間は強い」
これは今の僕に、とっても辛らつな言葉。好きなものを好きといってきたつもりだったけど、そうじゃなかったみたい。
作品自体の世界観も素晴らしく、「志賀直哉の作品は何が好き?」て聞くシーンは、嬉しかった。
「暗夜行路」もいいけど、「和解」と「城の崎にて」が好きと頭の中で答えておきました


■面白い動画
Broken wear
おーナイストレイン



■友人に「桃色クローバーが最近気になる」と話すも無視される。


■年末年始で一番楽しみにしている番組「はじめてのおつかい」を見る。今年もなかなか良かった。


■少し前ですが、SOURのインタラクティブPVに衝撃を受けました。是非体験してください。こういうのは初めにやったもん勝ち
http://sour-mirror.jp/


今回の一曲
Hellogoodbye - "When We First Met"
http://www.youtube.com/watch?v=vHEx9ofx7Qk.FLV:MOVIE